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そもそもB/43とは
B/43は2020年4月にサービス開始をした、比較的新しいVISAプリペイドカードを使った家計簿管理サービスです。銀行口座やクレジットカードなどから口座にチャージし、そこからカードで支払いを行うだけで、明細が即座に自動記録され日々の支出を簡単に管理することができます。
カードは900円(現在キャンペーンで500円)で発行可能なICチップ付カード、初回発行手数料無料のICチップなしカードがあります。ICチップ付カードにはVisaのタッチ決済も搭載しています。
また通知がリアルタイムで届くのでクレジットカードにありがちな使い過ぎがなく安心です。
個人口座と別にペア口座が作れる
他のプリペイドカードと異なる点は個人用の口座と別にペア口座が作成できる点です。
アカウントを開設しているもの同士であれば、同棲カップル、夫婦や同居人など、誰とでもペア口座を開設可能です。お互いペア口座に入金して生活費の支払いを一元化し、パートナーとリアルタイムで家計管理を行うことが可能となります。
また、オレンジ色の個人口座用カードとは別に、緑色のペア口座専用カードもそれぞれ1枚ずつ発行されるので、個人口座とペア口座の使い分けも簡単です。
そしてセブン銀行ATMからの出金にも対応しているため、急に現金が必要になった時も安心です(出勤手数料あり)。
個人口座とはアプリ上で簡単に切り替えでき、個人口座とペア口座の間で口座の振替も対応しています。
ペア口座の開設は、お互いのB/43アプリからQRコードを読み取るだけ。口座を連携後、それぞれカードの発行申請を行なうと、カードが自宅に発送されます。
袋分け管理ができる「ポケット」
B/43ならではの特徴として、目的別にお金を管理できる「ポケット」という機能があります。
これは古くからある袋分け管理のような機能で、今月の食費代・日用品代のような目的別、1週目・2週目のような週別等、自分のライフスタイルのあった方法で予算を振り分けることができ、使い過ぎを防止できます。
他にも、旅行や大きなお買い物のために毎月定期的に予算を先取りして、お金を分けておくことができます。
個人的には、毎月の予算で余った金額をポケットに移して、ある程度お金が貯まったら何かいいものを買ってやろうと思ってます。
家計簿・予算管理機能
最近はプリペイドカードやクレジットカードのアプリで家計簿機能を提供しているものが多くありますが、簡易的なものが多く、毎月の予算管理や食費、生活費等のカテゴリーごとに予算管理するには、他の家計簿アプリが必要でした。しかし、B/43は一つのアプリ上で予算管理・家計簿ができます。
やり方はホーム画面から「まとめ」→「設定」→「今月の予算を設定」から、食品・生活用品・おでかけ等12のカテゴリーごとに予算を設定できます。
B/43プラス(有料プラン)でできること
限定カードの発行
B/43プラスユーザー限定で上記2種類の限定デザインのカードが発行できます。
私は黒色のカードを発行しましたが、カード券面はマット、カードの縁も黒色で上品なデザインでお気に入りです。
なお、すでにB/43のカードを持っている方は、新しいカードが届くまで古いカードを利用できるので安心です。
カテゴリの作成
上記12個のカテゴリに加えて自分でカテゴリを作成することができます。洋服代や旅行代等のカテゴリを作って、予算管理や使用状況を細かく行えます。
私の場合は、上記赤枠の部分が自分で作成したカテゴリになります。
カテゴリの複数指定
これが一番嬉しい機能かもしれません。
例えばイトーヨーカドーやイオン等の総合スーパーで食品と生活用品を一緒に購入をした時、食品分は食品カテゴリ、生活用品分は生活用品カテゴリに振り分けでき、細かく予算を管理できます。
明細への写真添付
無料プランでもメモを記入することができるので、特にAmazon等のECサイトで何を買ったのか残すことができましたが、現物やレシートの写真を残すことができるので、より手軽に記録することができます。
その他にも、ポケットが10個まで利用可能(無料版は3個まで)、年単位で明細のCSV出力、1年以上前の家計簿も閲覧可能といった機能があります。
惜しいところ
上記のように多くのメリットがあるB/43ですが、下記のように個人的に惜しいポイントもあります。
Apple Pay・Google Payに非対応
個人的には一番欲しい機能です。B/43を使い始める前は、Apple Pay対応のカードをメインにしていたため、お会計のたびにカードを出す必要があるのはかなりストレスです。
最近はiDやQUICPayだけでなく、Visaのタッチ決済に対応した店舗もかなり増えているため、早く対応してもらいたいところではあります。
カードの限度額の設定やオンライン・海外利用可否の設定ができない
B/43ではカードの利用可否をアプリで簡単に設定することができます。
しかし、個人的にはタイトルの通り、カードの限度額の設定(毎月あたり、1回あたり)やオンラインストアの利用可否、海外利用の利用可否といった細かな設定ができるとより安心かなと思います。
Money Forward、Zaim、Moneytreeのような家計簿アプリと連携できない
とても優秀な家計簿アプリが備わっているB/43ですが、一部支払いのできない加盟店(ガソリンスタンドや一部定期購読)、家賃や保険等の口座引き落とししか対応していないものもあります。そうしたものを一括で管理するには、どうしても銀行やクレジットカードが連携できる家計簿アプリが必要になります。
現在はそうした家計簿アプリに対応していないため、私は手動で家計簿アプリにB/43の記録を入力しています。
予算に含める項目の細分化
前述の通り、B/43プラスでは、一つの明細にカテゴリを複数指定できます。これにより食費と日用品費といったように複数のカテゴリを指定できるようになりましたが、それに合わせて「まとめと予算に含める」項目をカテゴリごとに選択できるようにして欲しいです。
例えば、自分のご飯と友達のご飯を一緒に支払いした場合、家計簿に含めたいのは自分のご飯分だけです。その場合に各カテゴリごとに家計簿に含める含めないを選択できれば、立替をした時の家計簿管理も楽になるかなと思います。
個人的に欲しい機能
これはかなりニッチな機能になるかもしれませんが、利用者の声を機能に反映させてくれるB/43なら実装していただけることを祈っています。。
返金の際の明細の簡素化
皆さんはオンラインストアに登録した際、1円だったり20円だったりが一時的に引き落とされた経験はないでしょうか。
私も先日、ヤマト運輸でオンライン精算を行った際、引き落としと返金が繰り返され、結果的に左のようにごちゃごちゃしてしまっています。個人的に同じような明細が複数並ぶのは好きではないので、右のようなスマートな見た目にしてくれると嬉しいです。
サブスク管理
B/43で支払いをしているサブスクや公共料金を一括管理できる機能があると、サブスクの見直しや解約、引き落としのタイミングを管理することができると思います。
外貨手数料無料化
終わりに
現在、下記招待コードを使って会員登録、1,000円以上入金すると300円の残高をプレゼントされますので、気になった方はぜひご利用ください。
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